この地上には、世界人口の7割に当たる約40億人の、年間所得3,000ドル=約27万円以下で生活する超貧困層が形成する約5兆ドル(約450兆円)の市場があり、そしてそこでは、この人々を相手にうまい汁を吸っている企業がいくつもあるというのである。
いわゆる、BOP(ボトム・オブ・ザ・ピラミッド)ってやつなのさ。
上には上があるが、下には下を狙って出し抜く輩がいるってわけだ。
まさに貧乏人の生き血を吸って生き抜く悪魔の所業であり、これをして資本主義の粋(すい)といえるのだが、何のことはない、国という存在は、太古の昔からとっくにこんなことはやってのけていたのである。
南無~。