【2014年11月27日(木)】
ジョニー大倉の訃報に触れる。享年62歳。
桑名正博や忌野清志郎といった効なり遂げたロックン・ローラ-の訃報と違って、ジョニー大倉の死がやけにボクの胸に沁みるのは、彼がキャロル解散からソロになってからずっと、矢沢永吉の影に隠れて冷や飯を食わされ続けて来たという印象をぬぐえないからなのだ。
ジョニー大倉にとって、キャロルの栄光は、やはり大き過ぎたのだろうか。
それとも、そんなことはてんで気にしないロックン・ロールライフを続けていたのだろうか。
62歳。もし彼が病魔にさえ冒されなかったなら、音楽の火種さえ絶やさなければ、あるいは、ロックン・ローラ-としての業火にまみれ続けていたのであれば、ジョニー大倉は、まだまだこれからともいえたのではないか。
合掌。