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入院日記(17日め)/リハビリテーションとわたくし

【2012年7月11日(水)】

 きのう、シャワーの後、主治医に傷口に貼ってあったテープを剥がしてもらったんだ。

 ん?ところで、「抜糸」っていつなんだろうって思いながら処置を受けていたんだけど、あとで女性看護士に聞いたところ、あれがいわゆる「抜糸」に相当する処置だったんだそうだ。  
 傷口をテープは止めてあったので、糸は使っていないみたい。
 入院当初にもらっていたスケジュール表に、「抜拘」とあったのが、この処置だったのさ。
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 「拘」って、ホッチキスで止めるみたいな意味があるんだと、その女性看護師はいっていたのである。
 それにしても、「抜拘」っていう日本語はお初なり。

 さて、けふのリハビリテーションは、まずは、9:40から、作業療法士によるリハビリテーション。
 車椅子の乗って、別棟6階のリハビリ・ルームに向かう。
 ここで受けたのは、手術を受けた右足にしっかり体重を乗せてゆっくり歩くという歩行法。
 なるほど~。

 そして、午後からは、理学療法士によるリハビリテーションだ。
 14:20の開始時間を14:40と勘違いして、さて、そろそろ行こうかなと思っていた14:30頃、リハビリ・ルームから呼び出しがかかってしまったんだわさ。
 急いで車椅子に乗って病室を出たのだが、こんな時に限って、エレベーターが来ないんだよな。

 というわけで、この日のメニューは、いつものストレッチを受けた後、いきなり戸外での1本杖による歩行訓練となった。

 リハビリ・ルームから1本杖のまま病棟玄関まで移動して、玄関前の自動扉のガラス戸をくぐって外に出る。
 6/25(月)に入院して以来、実に17日振りの娑婆の空気なのだ!!
 やっほー!!

 まったくもって、娑婆は夏なり。
 ちょっと風が強いのが意外だったな。

 病棟の入り口の前のゆるい坂道を、1本杖を使ってゆっくりと降り、そしてまたゆっくりと登って、けふの訓練は終了したのだった。

 リハビリ上でクリアすべき項目は、だいたいクリア出来ている様子。
 ただし、筋力はレベル3(通常は5)で、まだ筋も硬いのが玉に瑕なり。

 理学療法士の判断で、今後の病棟内の移動は、1本杖による歩行となった。
 これを受けて、女性看護師が病室を訪れ、「車椅子どうしますか?まだ使いますか?」と聞くので、自分を甘やかさない意味でも、これからは1本杖による歩行に絞ろうと決めて、車椅子は返すことにしたのだった。

 なので、これから病院内(トイレはもとより、1階のコンビニ、別棟の6階にあるリハビリ・ルーム等)は、どこに行くにも1本杖で行けることになったんよ。

 PS.
 もうひとつ進展があって、けさまで、ベッドに体の左側をしやにして横臥しながら、患部である右足をまっすぐ上に上げる運動が出来なかったのだが、けふのリハビリテーションでは、意外や、その運動が出来ることを発見したのも、大きな喜びだったんだ。

 退院日について、そろそろ主治医と相談しなければね。

 072.gif別棟6階のリハビリ・ルームから見た高島屋タイムズスクエア方面。
  手前の電車は、小田急線ななのだ。
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by misaochan3x6 | 2012-07-18 21:55 | 入院日記


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