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西荻窪で音楽武者修行、再び。

【2012年5月27(日)】

西荻窪で音楽武者修行、再び。_a0141884_19315396.jpg ちょっと動くと汗ばむような陽気になってきましたな。
 いよいよ夏が近いね~。うひひ。

 さて、けふは前回に続き、再び西荻窪の「アコースティックカフェ」に出没。
 本日、第2回目の開催となる「フリーライブ」(飛び込み自由)に出場するためなのだ。

 コード譜をバックパックに詰め、チャリの前の方に松葉杖をなんとか押し込んで、車椅子代わりにGO!!

 右脚股関節の具合は、1ヶ月経ってさらに悪化し、いまや松葉杖なしには歩けない体になってしもたんである。
 そんでもって、今回もギターは店のを借りることにしたんだわさ。

 午後3時頃にお店に到着し、松葉杖を操りながら店の階段をゆっくり下りて店内にイ~ン。
 お客はボクを含めて、最初は5人。最終的には、7人になったのだ。

 さて、この日、ボクは、前回よりはリラックスしていて、演奏前の気付け薬代わりに麦焼酎の水割りを2~3杯飲み、おつまみに頼んだナッツをかじりながら、店のギター(今回は、エレアコだ!!)を掻き鳴らして歌ったのは、以下の6曲なり。

 072.gifTheme For An Imaginary Western - Jack Bruce 
 072.gifさようなら世界夫人よ - PANTA 
 072.gifSentimental Hygiene - Warren Zevon 
 072.gif各駅停車 - 猫
 072.gifEpitaph - King Crimson
 072.gifYou Gotta Move - The Rolling Stones

 ちなみにこの日も、お客の中には、常連と思われるギター巧者が2人いて、超絶テクを披露していたんだわさ。
 一人は、プロ?

 ところで、ボクの隣に座った男性客は、この日はじめてこの店に来られたとのことだが、お年を聞けば71歳。しかし、どう見ても10歳は若く見えるルックスだったのだ。
 定年以後の生活を、音楽で充実させておられる由(よし)。
 きちんと自分のアコギを持参してのご来店だ。
 いや、頭が下がる思いです。

 演奏を聴けば、しっかり自分の世界をお持ちのスタイル。
 カントリーっぽくもあり、ブルースっぽくもあるその奏法とボーカルには、深い味わいがあり、安定感がある。
 しかも、演奏された洋楽のカバーは、すべて自作の日本語の翻訳で歌われていたのだ。
 <デスペラード>(イーグルス)とかね。
 やるな~。
 ボクも将来は、こんな感じで老年を迎えたいもんだよね~。
 この男性は、このお店の後、荻窪のライブハウスでも20分の演奏をされる予定とのこと。
 いや、まったくもって、すげーよ。

 さて、本日の「フリーライブ」最後は、せっかくのご縁なので、客同士の融和を目指してボクがボーカルに徹し、客のギター巧者に演奏を頼んで、店のオーナーもギターで加わり、この曲のセッションで締めくくったのさ。

 072.gif Knocking on Heaven's Door-Warren Zevon



 すっかり溜飲を下げたボクは、午後6時過ぎに店を辞し、西荻窪在住のN尾社長と合流して、なじみの焼き鳥屋で焼き鳥をかじりながら、ホッピーを流し込んで帰宅したのだった。
 障害者が酔っぱらいながらチャリに松葉杖を積んで走るのはキケン極まりないことは、十分にわかってはいるのだがね。
by misaochan3x6 | 2012-05-29 11:57 | 音楽とわたくし


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