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三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)

【2011年2月12日(土)】

三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1329170.jpg072.gifRISO GOCCOPRO 展@世田谷ものづくり学校の<オープニング・レセプション・パーティ>に行って来ました。

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 かつて「プリントごっこ」で一世を風靡した、理想科学工業(株)が、ハイ・エンドなデジタル・スクリーン製版機=「RISO GOCCOPRO(ゴッコプロ)100」を開発。

 3月からの発売開始を前に、この製版機を使用した、5人の次世代クリエーター(イズモネシア、heso、赤塚桂子、大友邦子、しし)によるスクリーン・プリント作品展が、「世田谷ものづくり学校」1Fマルチプルスペースで開催中なのを、キミは知っていたかな?くわっ!!
 いや、ボクも、知らんかったんよ。今回のイベントに〝いっちょかみ〟している「財団法人地球環境財団」の陶山事務局次長にお誘いいただくまではね。

 072.gifというわけで、わずかに氷雨まじりの夕方5時頃、地下鉄丸の内線~地下鉄副都心線~田園都市線と電車を乗り継いで、「世田谷ものづくり学校」へと向かう。
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RISO GOCCOPRO 展
   2011年2月11日(金)〜27日(日)
   11:00時〜18:00時(月曜定休)

   企画:IID孔版印刷研究所
   主催:理想科学工業株式会社×世田谷ものづくり学校

   東京都世田谷区池尻2−4−5IID
   世田谷ものづくり学校1F Multiple Space
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 ところで、この「プリントごっこ」、いまはもう絶版になってしまって、一般の市場で買うことは出来んのよ。

 だけど、クリエーターには、まだまだ根強いファンも多くて、ボクんちの近所に住むフリーのデザイナーのミノティカさんは、作品作りのために、ネット・オークションで「プリントごっこ」を買ったっていうのさ。
 その話を聞くすぐ前に、ボクは自宅にあった「プリントごっこ」を捨ててしまったんだけど。
 確か結婚する前の年(1984年)の職場の忘年会の抽選で当たった品で、10年くらいはこの「プリントごっこ」で年賀状を作っていたような気がするな。
 その頃、ほとんどの日本人は、年賀状作りにこの製品にお世話になっていたはずなんよ。
 んがしかし、やがてパソコンと年賀状制作ソフトとデジタル・プリンターに駆逐されて、日本の家々からこの製品は消え去ってしまったんだわさ。
 やだね~、経済原理主義って。

 捲土重来、理想科学工業(株)が、プロ・ユースで市場に問うたのが、「RISO GOCCOPRO(ゴッコプロ)100」というわけなのだ。
 じゃ、会場内を写真アーカイヴ。

三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1333395.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_13331559.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_13332862.jpg









三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1333472.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1336186.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_13361350.jpg









三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_13385825.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_13391224.jpg 印刷方式は、<孔版印刷>。

 原理は「プリントごっこ」とおんなじで、印刷したい画像を製版スクリーンに熱で焼き込み、あとはインクの乗っけて刷るだけだ。

 写真左がインクを乗っけて刷ったあとの製版スクリーンの様子。

 そして、写真右が印刷仕上がりなのだ。
 072.gifさて、レセプションの始まり。

三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_13533830.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_13535480.jpg 司会は、このエキジビションを企画したグラフィック&ファブリックデザイナーの有田昌史(ありた まさふみ)氏

 実は、氏とは、2010年6月25日(土)に開催した〝東京みかん「三宿パン屋放浪記」ツアー 〟の道中で、世田谷ものづくり学校に立ち寄った際に、氏の工房でお会いしていたのよねんのねん。

三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_13573295.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_13574440.jpg 初代「プリントごっこ」の開発者の方の鏡割り(写真左)に続いて、現「RISO GOCCOPRO(ゴッコプロ)100」の営業担当者の方の挨拶が。






三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1432879.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1433962.jpg そんでもって、試作機のこのマシンに、はじめて商品エンブレムが貼られるというセレモニーへつ続くのだ。

 パチ、パチ、パチ。





<アーチストと作品紹介>

三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_14182819.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_14184747.jpg072.gif イズモネシア

 シルク製版機「GOCCOPRO 100」に降臨し、御神体と化したイズモネシア、というコンセプトなのだ。





三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1424464.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_14241653.jpg072.gif heso

 浅井晶木、尾野由佳、澤田美野里、須藤千賀、水戸守奏江の5人によるユニット。
 http://heso-cha.com/

 出展作品は「お守り」だ。


三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1431262.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_14311578.jpg 072.gif 赤塚桂子

 出展作品は「紋章図版」なり。







三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1448119.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_14483599.jpg072.gif しし(Shishi Yamazaki)

『一族』の題名で表されている制作郡は、『マスク』と呼ばれる、一日一作品ずつ増殖していくシリーズの中間報告的な内容となっていているという。


 皮製の『マスク』を、ダーウィンの進化図のオルタナティヴな系譜として編集した、今回の有田氏の<エディション>は面白いと思う。

三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1446495.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1447334.jpg072.gif 大友邦子

 本来は、優秀なテキスタイルデザインの方のようだが、今回の出展作品はドローイング。
 ルックス的にも、シャープなものを感じる女性。好きです、ケッコンしてください。(by忌野清志郎 )


 072.gifふんじゃ、今回の出展アーチストのプロフィールや、今回の作品のコンセプトについては、以下のURLをアドレスバーにコピペして、確認してくださいね。
 赤塚桂子
  http://nunobu.wordpress.com/%E8%B5%A4%E5%A1%9A%E6%A1%82%E5%AD%90/
 大友邦子053.gif
 http://nunobu.wordpress.com/%E5%A4%A7%E5%8F%8B%E9%82%A6%E5%AD%90/
 しし(Shishi Yamazaki)
  http://nunobu.wordpress.com/%E3%81%97%E3%81%97/

 ところで、このインスタレーションは、様々な模様をプリントした5cm四方くらいの和紙を水に浮かべ、偶然に配置された模様同士の一期一会全体を写し取り、それを衣類に転写した作品だ。

三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1545757.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_155915.jpg三連休ア・ゴー・ゴー2011・冬。(2)_a0141884_1552230.jpg









 072.gifさて、会場内では、「ミンスク・ケータリングサービス」の越智文子さんによる、ロシア~東欧料理でのおもてなし。

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 この日のメニューは、こちら。

 最初に食べたのが、これ。

 たぶん、「いろいろ豆のパンサラダ」。
  
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 ブールーチーズ(だと思うんだけど)、あのジャリッとしたチーズの塩辛さと、マヨネーズ・ベースのドレッシングのコンビネーションが絶妙で、しかも、豆とパンとの食感が抜群!!シャンパンやワインと合う~。
 すんごく、うま~い!!
 かけつけ3杯食べちゃいました。

 それに、あの肉は、「ポークシャリック」っていうのかな? これもうまかった!!
 他にも、日本人にはまだあまりなじみのないビーツの色で鮮やかに真っ赤に染まった「ロール白菜ボルシチ添え」もうまかったな~。

 ワインも、鏡割りした日本酒も、焼酎も飲みに飲んで、満足の<オープニング・レセプション・パーティ>でしたわ~。
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by misaochan3x6 | 2011-02-13 12:45 | 自分遺産


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