昭和から遠く離れて。

【2010年11月6日(土)】

072.gifこの間、TVで野際陽子(1936年1月24日 ~74歳。わお!!)がタモリを前にして、生まれてから今までよりも、生まれてから明治維新(1868年)までの方が年数的に近かった、っていってたのさ。

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 なるほど、明治維新から野際陽子誕生年までは68年だが、野際陽子の誕生年から今日(こんにち)までは74年を経ているのである。
 子供の頃(昭和40年代)、「明治は遠くなりにけり」といフレーズがはやったことがある。
 調べてみたら、ある句の1節から出たこのフレーズは、野際陽子誕生年の1936年に詠まれたとのことなんよ。
 つまり、<時間>とはそういうことなのであ~る。
 時の流れとは、かくのごとく恐ろしいものなのさ。ブルルッ。 

072.gifさて、この日、池袋新文芸座に映画を見に行く。
 小林圭樹(享年86歳)追悼特集プログラムで、ボクの大好きな「江分利満氏の優雅な生活/山口瞳」を原作にした同名フィルムの上演日は、この日1日だけしかなかったからなんだ。



 1963年作品。この時、主演の小林圭樹は39歳、主人公の江分利とほぼ同い年。
 父親は明治生まれの元戦争成金であり、江分利自身も、終戦の昭和20年には岡山で軍事訓練をしていたという設定なのである。つまり、〝戦中派〟だ。
 そして、それから18年を経た1963年の日本は、すでに高度経済成長期に入っており、ここからは1970年までは怒涛の快進撃を続けることになる。
 東京オリンピック前年の1963年とは、そういう時代である。
 戦争が、まだまだ生々しく人々の記憶の中に残っていた時代なのだ。

 かくいうボクが生まれた年(1958年)にしてからが、終戦からわずか13年しか経っていないのである。
 まったくもって、<時間>とは恐ろしいものなのさ、概念としてね。ブルルッ。
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by misaochan3x6 | 2010-11-13 09:54 | しょのほか | Comments(0)


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