資本主義とは、つまるところ、<世の中カネだろう>って世界観の煉獄であるのだろう。
しかしながら、共産主義的世界ですら、結局は、カネの呪縛からは逃れられないのであるよ。
一方、動物は、カネがなくても生きていける生物であり、人間だけがカネ抜きには暮らしが成り立たな存在であるとすれば、動物と人間を隔てている観念は、カネに対する<幻視性>以外にはないと考えたのだが、どうなのかな、ご同輩。
それにしても、カネは、欲望と妄想の単なる<記号>以上に、悪魔的というか呪術的なアウラ(=オーラ)をまとっていているので、結局は、オカルティックなメディア(媒体)に思えてしまうのさ、最終的にね。