GSベーシスト対決=ザ・モップスvsザ・スパーダース

【2016年9月23日(金)】

 まいどおなじみ、東中野の音楽cafe「じみへん」ネタ。
 オーナーのみどりさんからのお誘いで、この日、仕事帰りに出撃。

 この日のコンテンツは、元ザ・モップスのベーシスト三幸太郎氏(下方のポスター/写真右)と、元ザ・スパーダースのベーシスト加藤充氏(写真左)によるGSベーシスト対決。
 というよりも、GSのOB2人によるコラボ・ステージといった体。

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 前座の志多恵子氏のアコギと歌に続き、元ザ・モップスのベーシスト三幸太郎氏登場。アコギの弾き歌いなり。 
 16歳からプロ活動をされているとのことで、御年67歳。

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 同氏は、ザ・モップスの他には、井上陽水のバックバンドを務めておられた様子で、その関係での陽水話、例えば、「傘がない」は、「金がない」の意味だとか、その他、ここには書けない面白い楽屋話がいっぱい聞けてよかったであります。

 氏の若い頃の姿の認識がないので、今となっては、この人かな~って想像するしかないのです。

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 ザ・モップスのデビューは、1967年11月20日(だっけな?)、ビクターからとのこと。 当時、GSブームに乗り遅れまいと、各レコード会社はバンドを続々デビューさせるのだが、ビクターは最後発で、ザ・モップス、ザ・ダイナマイツ、あともうひとつと、3バンド同時デビューであったとのこと。
 亡くなった鈴木ヒロミツ氏は、そもそも芸能界に入りたかった理由が、中尾ミエに会いたい一心だったのだとか。ふう~ん。

 あ、所属プロダクションは、ホリプロなんすね。
 最初からプロダクション・メイドのバンドなのか。ま、GSだからしょうがないわね。所詮、展開は、歌謡曲の延長線上なのだから。
 といふわけで、デビュー曲のこの曲がアコギの弾き歌いで披露される。





 作詞は、ホリプロの社長が見つけて来た、当時、まだ大学生だった阿久悠氏。
 「お前、このバンドの詞を書け!!」ということで、新橋の第一ホテルに缶詰めにして詞を書かせたものの、なかなか進まず、メンバーが、「そんな調子じゃ、朝まで待てないよ!!」っていったところ、「おっ!! それだ!!」となって、この曲の歌詞が出来たのだというエピソードなどを伺う。

 なんというメーカーのアコギなのか、鳴りのいいギターで、三幸太郎氏の存在感も、生粋のロッカーのグルーヴを感じさせて、なかなかのものでした。
 最後に歌われたこの歌を、ボクも客席から一緒に歌わせていただきました。

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 続いて、元ザ・スパーダースのベーシスト加藤充氏と、先の三幸太郎氏によるコラボ・ステージだ。
 加藤充氏、御年81歳!!

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 最初、入店した時、氏が元ザ・スパーダースのベーシスト加藤充氏とわからず、誰?この京都かどこかの老舗の漬け物屋の店主みたいなおっちゃん(失礼!!)と思っていたのですが、「バンバンバン」などを演奏されるに至っては、あ、漬け物屋のおっちゃんではなかったことを確認した次第。



 それにしても、エレキブームという、当時の最先端の音楽的なイノベーション・シーンの、まさにその場に居合わせたというキャリアというか、ツキは、すごいと思います。
 誰もが浴せる恩恵ではありませんね。
 それに、ザ・スパーダースは、メンバー7人全員が存命であるというのもすごいことだと思います!!

 
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 髭を生やした若き日の加藤充氏の精悍なマスク(後列右端)が素晴らしい!!

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 こんな機会でもなければ、ザ・モップスのベーシストが三幸太郎氏で、、元ザ・スパーダースのベーシストが加藤充氏だなんていう認識は、金輪際なかったのでありまして、縁といふものは、誠に異なものでありますね。
 日本のロッカーの先達の生き様を感じることが出来た夜でした。

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# by misaochan3x6 | 2016-10-01 10:36 | 音楽とわたくし | Comments(0)

雨の日は家にいて。=ギター編=

【2016年9月22日(木)・

 1日中雨が降っていましたね。外出せず、ずっと家にいて、久し振りに自部屋でギターを弾いていましたよ。

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 この曲をコピーして、アコギで歌えるようにしておきました。どこかで試運転しなければね。

 Welcome to the Machine/Pink Floyd(Wish You Were Here ,1975)



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 Pink Floyd’s Animals album, 1977
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# by misaochan3x6 | 2016-09-22 19:26 | 音楽とわたくし | Comments(0)

「MUSIC STATION ウルトラFES 2016」に、宇多田ヒカル8年ぶりに出演。

【2016年9月11日(月)・

 この日の夜放送された「MUSIC STATION ウルトラFES 2016」。

 そこに、8年ぶりに出演して歌った宇多田ヒカ(33歳)の歌は、2013年8月22日の早朝、西新宿の高層マンションから飛び降りて自死した彼女の母親である藤圭子(享年62歳)と驚くほど似通った暗さを放っていたのである。

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 それにしても、放っておくと、人は好き放題に勝手にいろんなことをいいますわな。





 表現することの歓びとその露出、そして、それと引き換えに失われるプライベートな自分とその時間。
 その相克に打ち勝った者だけが生き残ることが出来る過酷な世界が、芸能の世界なのでせうか。そのサバイバル・ゲームに勝ち残った人間は、まさにモンスターといえるのかも。

 例えば、このバンド。
 あれから50年。物故した人あり、去った人ありとはいいながら、そもそもバンド自体が現存し、かつ、現役感丸出しであることが驚異なのだ!!

 The Rolling Stones, 1966
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# by misaochan3x6 | 2016-09-20 20:48 | Comments(0)

誰もが「こち亀」を好きなわけではない。

 「こち亀」連載40週年。

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 メディアはこぞって連載終了を大きく取り上げているのだが、誰もが「こち亀」を好きなわけではない。
 山止たつひこなどというふざけたペンネームで漫画家生活をスタートさせたこの男のスタンスが、まずはいやだったよね~、ボクは。
 山上たつひこをナメとるよ、そもそも。

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 そして、劇画の絵柄でギャグを描く姑息なスタイルも、好きになれない理由のひとつだ。

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 おのれの絵のヘタさを、劇画の絵柄を借りて、一見ウマそうに見せる<偽装>をほどこしたところに、この男の深いギルティーがあるのだ。
 ヘタウマは芸になるのだが、ウマヘタはアカンですよ。それを芸とは誰も呼ばない。

 ヘタウマの秀作例▼

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 いや、それよりも何よりも、この男は、40年間、ちっとも絵がウマくならなかったよな。

 作画家には、そのキャリアの中で、必ず〝画力のピーク〟というものが訪れるのだが、この男にそのピークはついに訪れなかったのだ。
 40年間、作家としてのその見せ場を放棄しながら<偽装>に勤(いそ)しんだそのスタンス、堪えられん!!

 ついでに、アトリエびーだまというプロダクション名も、何だかあざとくて、いやだよね~。
 年齢は、今年で64歳なのか。かーっ、ぺっ!!

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 さあ、口直しにこの歌を聴こうっと!!


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# by misaochan3x6 | 2016-09-19 15:26 | まんが道(みち) | Comments(0)

ボクの読書体験のスタートは、SF本だったのだ、の巻。 

 そうなんですよ、ボクの読書体験のスタートは、SF本だったんですよ、ブラザー。

 そのきっかけは、ボクが小5の時(1968年)、当時住んでいた島根プリーフェクチャーの県庁所在地である松江市にコンクリート打ちっぱなしのモダニズム建築の風体をなした「島根県立図書館」がオープンしたことが大きいのである。
 松江城のお堀に近いこの図書館は、竣工間もなく、ボクの大のお気に入りの場所になったんだ。
 通っていた小学校にも近かったし、自宅から自転車に乗って図書館通いをはじめたのも、その頃のことなのだ。

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 その頃、一番気に入っていた本は、当時の日本の気鋭のイラストレーターである久里 洋二、井上洋介、長新太、真鍋博、柳原良平、和田誠らが競って挿絵を担当したこのシリーズだったのだ。
 岩崎書店の「エスエフ世界の名作」シリーズ全26冊

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 長い間、このSFシリーズは、あかね書房刊だとばかり思っていたのだが、この稿を起こすために調べてみたら、どうやら岩崎書店のシリーズのようだった。
 何しろこのシリーズは、本文の中の挿絵の点数が豊富で、次のイラストまで頑張って物語を読み進めようと心に決めながらページを繰り、当時、10歳のボクは、とうとう最後まで選んだ巻を読み通すことが出来たのだった。
 そうなのだ。この体験を繰り返すことで、ボクはこのシリーズのイラストレーターたちから、本を最後まで読むことの楽しみを贈ってもらったのである。
 そして、「島根県立図書館」が、ボクの読書体験を育んでくれたのである。

 そのイラストレーター群の中で特に好きだったのが、久里 洋二、井上洋介、長新太氏らである。
 その井上洋介氏のことを調べてみたら、今年の2月3日に逝去されていたのだった。1931年(昭和6年)生まれ。ボクの父親と同い年である。
 そのボクの父親は、いま、松江市で病床にある。

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# by misaochan3x6 | 2016-09-19 14:19 | 自分遺産 | Comments(0)