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やっとこさ伊豆大島キャムプログ。(2)

072.gif【2009年9月10日(木)★キャムプ1日め<松葉貝採取編>
 
 秘密の海水浴場でのタンキングのあと、一旦Tさん宅に帰り、水浴びして体中の海水を洗い流したのち、今度は近くの海岸で松葉貝の採取にチャレーーーンンジ!!

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 採取ポイントのある海岸は、Tさん宅から車に乗ってすぐちょっとのとこなのさ。
 車を降り、斜面下っていくとやがて海岸にたどり着く。

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 秘密の海岸では、裸でいると風が吹いた時にはちょっと肌寒かったものの、9月といえども大島の日差しはまだまだ夏のものだった。
 服を着ていると、けっこう厚いのさ。
 砂は、粒の揃った黒い小さな粒砂なり。
 2007年2月に札幌定山渓に出張で行った際に、市内の雪の上にばら撒かれていた滑り止めの黒砂のことを思い出したのさ。その砂よりはちょっと小さめの大島の黒砂だ。

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 Tさん特製のペットボトルで作った採取ケースと、ホルダーに入ったサヴァイヴァル・ナイフをGパンのベルトに通して、海岸沿いを採取場所目指してひたすら進む。
 黒い砂だった海岸は、進むに連れてゴツゴツした火山岩の岩場に変化していくのだ。

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 もと来た海岸がずいぶん遠くに見えている。そして、ロック・クライミングのような岩登り状態で、さらにさらに奥へと進むのだ。

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 スタートから20分でようやく採取ポイントにたどり着く。
 今回採取する松葉貝とは、〝とこぶし〟を小さくしたような形をしており、奥まった岩と岩の間の極めて採りにくい場所にへばりついているのである。
 それを、ナイフで剥がすのさ。コツは、貝が身を硬くしてさらに岩にへばりつこうとするより早く、岩と貝の間にサッとナイフの刃先を差し込んで、テコの要領で岩から剥がしてしまうんだ。

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 海岸で貝を採るのははじめての体験だ。何でもやってみるもんだな。おもしろい!!
 人に話せるネタが増えていくのは実にいいもんだ。
 だんだんコツがわかって、貝がどんどん採れていきます。
 剥がした貝を時々採りそこなって、ぽちゃんと海の中に落っことしてしまうと、すかさず蟹がその貝を持っていってしまうんだ。

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 30分以上は採取していたんじゃなかろうか。
 もうだいたいいいやってところで切り上げて、また20分近くかけて、もと来た場所までもどることに。

やっとこさ伊豆大島キャムプログ。(2)_a0141884_14212079.jpg 二人で採取した貝はこの倍くらいはあった思うよ。
 採れたうちの半分は、Tさんの友人のおみやげになったんだ。

 このあと、Tさんが車で元町港の近くにある大島温泉 「浜の湯」。に行っている間、ボクは、ダルマストーブでの焚き火を肴に、持参したウィスキーを飲み始めた。

 



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 夕やけ空にたなびくストーブの煙なんていう風情はいいもんだ。

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やっとこさ伊豆大島キャムプログ。(2)_a0141884_143225.jpg いま残っているメモによると、この日の夕食は夜の9時と記されている。
 メニューは、以下のとおり。
 072.gif本日採取した松葉貝のニンニク炒め(Tさん製)
 072.gifクラッカー(ボクの持参品)
 072.gif魚の缶詰(ボクの持参品)
 072.gifウィスキー(ボクの持参品)

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 いや~、この松葉貝のニンニク炒めは実にウマかったな~。
 Tさんに呆れられるくらい、ボクは欠食児童のようにガツガツ食いまくったのさ。
 クラッカーを頬張りながら、口の中でミックスして食べると、これまた、タマらなくウマいんだよ!!
 とどめは、これをウィスキーのソーダ割りで流し込むんだ。
 もう、最高だ!!

 このあと、ボクはひたすらストーブに薪をくべて焚き火を楽しみつつ、時々ヘタなアコギを弾き、また酒を飲み夜を楽しんだのだった。
 ああ、50代の男二人の島キャムプ、このレイドバックしたグルーヴがいい。
 女いらずの<男の世界(man's man's world)>ってのは、まったくもって悪くないもんだぜ。Oh,yeahhh!!
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 072.gif就寝/21:50
by misaochan3x6 | 2009-12-27 13:24 | トラベローグ


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