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直島ア・ゴー・ゴー2009(5)<直島港前居酒屋 「いこい」編>

【2009年11月28日(土)】

 いんや~、ようやく<直島港前居酒屋 「いこい」編>のアーカイヴだ。
 きえーーーーーっ!!(072.gif追記更新日/2009年12月26日(土))

 直島上陸後、すぐに「直島銭湯」は見つかった。
 下見に行き、もう入湯出来る時間帯であることを確認して、腹ごしらえをすることに。
 港前に何軒かある食堂を物色。
 その中に、店の前のママチャリのカゴに「うどん」と書かれたお店に入ることに決めた。
 そこが、島でただひとつの居酒屋「いこい」なのさ。▼

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直島ア・ゴー・ゴー2009(5)<直島港前居酒屋 「いこい」編> _a0141884_10242593.jpg直島ア・ゴー・ゴー2009(5)<直島港前居酒屋 「いこい」編> _a0141884_1024366.jpg直島ア・ゴー・ゴー2009(5)<直島港前居酒屋 「いこい」編> _a0141884_10244699.jpg









 蔦のからまる外観。建物のそこここで展開される出鱈目なアドバタイジング。一瞬、「電波系」の店かとも思わせる外観が、客の心をひるませる。
 んがしかし、ここはひとつ勇気を出して<扉の向こう側>に行ってみようではないか。
 本来、旅とはそうした心性での行動なのだからね。

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 意を決して扉を押し、店中にイ~ン。
 あ~~~~~~ッ!!
 何や、こここそが、すでに大竹伸朗の世界が展開されてる現場やないか~~い!!
 いや~、仕事が早過ぎるぜ、直島。
 店内写真をランダム・アーカイヴだ。きえーーーーッ!!

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 この写真では、なかなか店の雰囲気が伝わりにくいのだが、現代アートの戦略性が無自覚に展開されている。
 すげ~よ!!
 聞けばこの店に大竹氏も来たことがあって、この店のカラオケ・スィステムがお気に入りだとか。さぞや、氏好みのジャンク&キュートなスィステムだと思われるが、残念ながら今回は体験不可なり。
 そんな店で、すでにママは40年以上も前から、この素晴らしき現代アートの世界を発現させているというのである。しかも、ご商売もなさっており、現代アートのポップ性と、本質的にポップである資本主義(=商売)の原理を同時に通底させているというわけなのである。
 いやまったく、人間の<無意識領域>っていうか、<深層領域>ってものはすごいもんだぜ。脱帽だ。

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 「にいちゃんこっちへ来てこれを見てよ、この店の宝だから」って、ママが手招きしてボクを呼び寄せた店の奥の壁には、香川県の風俗営業許可証が貼ってあったのさ。
 ママによれば、このライセンスさえあれば風俗営業なら何でもできるんやで、とのご自慢のライセンスだったのだ。
 「何でも」というのは、居酒屋、スナックといった軽飲食系の風俗営業のみならず(not only but also)、ノーパン喫茶やデリヘルなどもOKという意味らしい。
 どうやら、風俗規制のゆるい時代に取得されたライセンスのようなのだが、残念ながらボクにはのー・ヴァリュー。ごめんね、ママ。

直島ア・ゴー・ゴー2009(5)<直島港前居酒屋 「いこい」編> _a0141884_11192767.jpg さっそく、うどんとカウンターの上にあった惣菜をオーダー。
 透明で腰のあるうどんと、これまた透明で上品な出汁。これが〝讃岐うどん〟なのか。
 うまい。(ん?讃岐っ香川県? あとで調べたら間違っていなかった)

 店はママの他にお手伝いの女性で営業。
 おなじみさんの他、観光客も来店。
 デザートにみかんをいただいた。

直島ア・ゴー・ゴー2009(5)<直島港前居酒屋 「いこい」編> _a0141884_11354946.jpg 携帯のバッテリーが切れてしまったので、店で充電させていただいている間に「直島銭湯」に向かうことに。
 ニルヴァーナとはこの店のことであり、この扉の向こうが「現世」なのだ。
 ところで、この店の裏手に「ドミトリーin九龍」という宿泊施設あり。
 1泊2,800円。次にここに来ることがあったらここに泊まろう。▼

直島ア・ゴー・ゴー2009(5)<直島港前居酒屋 「いこい」編> _a0141884_11371974.jpg直島ア・ゴー・ゴー2009(5)<直島港前居酒屋 「いこい」編> _a0141884_11412643.jpg










 072.gif最後にひとこと。
 直島は、「いこい」と「直島銭湯」とセットで直島なのだ。
by misaochan3x6 | 2009-12-06 09:53 | トラベローグ


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