【2014年6月22日(日)】
両親ともに存命なのだが、齢(よわい)ともに80を越え、実家に2人きりで住む。
母親は体が悪いと前から聞いている。
若いつもりいたそういう自分も、いまや気が付けが56歳。還暦は目前なのだ。
そろそろ両親の〝Xday〟のことを考え、いまのうちにその日に備えて家族で話し合っておかねばならないと感じたので、今夏、久し振りの帰省をすることにしたのである。
で、帰省するついでに、中学校の同級生K氏に電話して、仲間で集まろうよと呼びかけた会話の中で、同じく同級生だったS氏が早期退職して、いまは実家に戻っているという話を聞いたんだわさ。
ふむう。
きっと退職金をたんまりもらったに違いないわな。当座のカネに困ることはないのだとすれば、あとは、年金が下りてくるまでもう働かなくて済むということか。故郷のまちに戻って、毎日ぶらぶら出来る50代後半からの生活。
うらやまCぜよ。
ま、よくは知らないが、勤続何十年でひとつの職場で働き続けた代償ということであれば、それはそれでお疲れ様でしたというほかないのだが。
それにしても、この身はいつまで働き続けることだろう。一体、年金などあてになるのだろうか。
定年後の設計図をどう描けばいいのか。つまるところ、すべてはカネの話に尽きるのだが。
人生の後半戦を迎えて、いよいよ未体験ゾーンに突入していく感があるな。