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3台目のギターとの遭遇。

 【2013年1月5日(土)】

 さて、1月2日(水)の朝、起床したチノパンが、よもやその日の夕方に、自動車運転過失致死の疑いで書類送検されて、マーダーになるハメに陥るとは夢にも思わなかっただろうが如く、この日、大宮八幡の初詣の帰り道、まさか、3台目のギターと遭遇するとは思わなかったのであ~る。

 あのですね、初詣帰りにチャリで072.gif八幡通り商店街」を自宅に向かっていたところ、沿道のリサイクルショップの店先に、道行くバスや車による砂埃や、日光に晒されながら店晒しされる古本をさり気に眺めていたら、2冊で100円の本コーナーに、バロウズの〝ジャンキー〟を見つけたのです。

3台目のギターとの遭遇。_a0141884_1626991.jpg著者:W・バロウズ

訳者:鮎川信夫

河出書房新社

2010.4.10 3刷発行






 
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 ほとんど新品。
 ならばもう1冊選んで2冊で100円とすべく、筒井康孝の文庫本(日本以外全部沈没/角川文庫)と一緒に買って店に入り清算す。

 と、レジの前に2台のアコギが。
 なぬーーーッ!!

3台目のギターとの遭遇。_a0141884_1642691.jpg

 見れば、モーリスとヤマハなり。

 思わず両方を手に取って弾くと、ヤマハの方がネックが細くて弾きやすい。
 値段を聞くと、元値は両方とも6万だとか7万だとかで、売値は、モーリスが1万2千円、ヤマハが8千円ちょい。

 あまりに弾きやすいネックなので、思わずヤマハのアコギを即決購入。
 というのも、両方ともエレアコなので、通常のアコギと違ってネックがエレキ並みの細さで、ボクのような途中入門の高齢のギター弾きにはぴったりなんよね。
 見た目はモーリスの方が断然カッチョよかったのだが、弾いてみると、ひどく握りにくいネックだったのさ。

 で、結局、値段は、年始のご祝儀価格7千円ポッキリで交渉して、ヤマハのエレアコが3台目のギターとしてボクの新しい相棒になったんだわさ。
 ほこりまみれのソフトケース付きでね。(笑)

 楽器店に行くほど楽器を愛しているわけでないボクは、むしろこうしてリサイクルショップで出会う中古ギターの方にそそられるのであ~る。

3台目のギターとの遭遇。_a0141884_17223961.jpg3台目のギターとの遭遇。_a0141884_17225989.jpg3台目のギターとの遭遇。_a0141884_17225613.jpg









 ちなみに、店のおっさんいわく、ギターの盤面の白濁は塗装ムラ(乾燥ムラ)らしいのである。
 ま、器量は悪いわな。
 しかし、音にはまるで影響しないので、ボクは気にしない。
 むしろ、メーカーにしてみたら、自社製品の汚点となるこんな製品が巷に流通している方が恥ずかしいのではないかと気にするのであるよ。

 店のおっさん、ギターには心得があるのか、今回買ったこのギター、チューニングはちゃんとしていたわ。

 というわけで、バロウズに導かれるようにして3台目のギターと遭遇したという、出会いの1日であったのだ。
 南~無~。

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by misaochan3x6 | 2013-01-05 16:00 | 音楽とわたくし


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