【2012年9月2日(日)】
夏も終わりだわね。
嗚呼、それにしてもわが感性は、50代のこの身になっても、いつまでたっても10代の頃の自分の感性の引力圏から逃れられないでいるのは、一体何故なのか。
そうさ、19歳でひとり上京した1977年は、一年中夏だったような気がする。
そして、思い起こせばその夏は、実に実に八方塞り的に孤独な夏だったんだわさ。
al’ right!!
わが国におけるパンク元年のこの年(1977年)、上京前のボクの頭の中には、パンク前夜のロックの頂点に位置するこの曲が血流となり、かつ、このアルバムジャケットが頭の中をグルグル回って、ボク自身の19歳を形成していたような気がするのであ~る。
そして、あれから35年を経たいまでも、この曲を聴くと、あの夏の真っ只中にいた自分を感じ、その当時の自分に対するいとおしさに、胸がつぶれるような思いがするのである。
Freeway Jam/JEFF BECK WITH THE JAN HAMMER GROUP