Tell me/The Rolling Stonesに出て来るコード(和音)は、以下のとおり。
A B7 C♯m D E E7 F♯m の5つ。
そんでもって、
Love is Blue/Paul Mauriat に出て来るコードは、以下のとおり。
A B7 C♯m D E Em F♯m の5つ。
5つのコードの内、4つのコードが共通しているのがおもしろい。
違う表現をすれば、4つのコードの組み合わせというか、コード進行の違いで、曲というのはこうも違うものなのかということなんよ。
まったくもって、音楽とは奥深い。
さて、この中で曲者のコードが、人差し指で全弦をカバー(セーハ)して押さえる
「F♯m」なんだわさ。
ギターにチャレンジする善人のほとんどが、このセーハで討ち死にして敗れるのである。
俗にいう
「Fの壁」。
同様に、
「B」もセーハしなければ、音が出ない。
そうなんよ、ギターって、ちゃんと弦が押さえられないと、きれいに音が鳴らない悪魔の楽器なんよ。
難儀やわ~。
そんな難儀な悪魔の楽器を愛してしまったわたくしもまた、難儀な男なり。
というわけで、ずっと避けていたセーハなのだが、
「F♯m」が抑えられなければ、この2曲は永遠にモノにならないとなれば、弾けるようにするしかないのである。
そんでもって、この
「F♯m」のフォームのまま、指を右に1フレット移動すると
「G♯m」になるのだが、このコードできちんと音が出せると、この曲のイントロとアウトロが弾けるんだわさ。
I Faught the Law/The CLASH ver.
E E B7 A G♯m E
頼むでしか~し。