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入院日記・番外編(2)/「F♯m」とわたくし

 072.gifTell me/The Rolling Stonesに出て来るコード(和音)は、以下のとおり。

  A B7  C♯m D E E7 F♯m の5つ。

そんでもって、

 072.gifLove is Blue/Paul Mauriat に出て来るコードは、以下のとおり。

 A B7 C♯m D E Em F♯m の5つ。

 5つのコードの内、4つのコードが共通しているのがおもしろい。
 違う表現をすれば、4つのコードの組み合わせというか、コード進行の違いで、曲というのはこうも違うものなのかということなんよ。
 まったくもって、音楽とは奥深い。

 さて、この中で曲者のコードが、人差し指で全弦をカバー(セーハ)して押さえる「F♯m」なんだわさ。

 ギターにチャレンジする善人のほとんどが、このセーハで討ち死にして敗れるのである。
 俗にいう「Fの壁」
 同様に、「B」もセーハしなければ、音が出ない。

 そうなんよ、ギターって、ちゃんと弦が押さえられないと、きれいに音が鳴らない悪魔の楽器なんよ。
 難儀やわ~。
 そんな難儀な悪魔の楽器を愛してしまったわたくしもまた、難儀な男なり。

 というわけで、ずっと避けていたセーハなのだが、「F♯m」が抑えられなければ、この2曲は永遠にモノにならないとなれば、弾けるようにするしかないのである。

 そんでもって、この「F♯m」のフォームのまま、指を右に1フレット移動すると「G♯m」になるのだが、このコードできちんと音が出せると、この曲のイントロとアウトロが弾けるんだわさ。

 072.gifI Faught the Law/The CLASH ver.

  E E B7 A G♯m E
 
 頼むでしか~し。


by misaochan3x6 | 2012-07-19 05:57 | 入院日記


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